
うがい薬を使うとウイルスを殺菌できて良さそうに思いますが、かえって喉が荒れてしまうみたいです。
いよいよこれから寒さがより厳しくなるにつれて、風邪やインフルエンザの感染が増加する季節になりますが、
あなたは予防接種を受けたり、手洗い・うがいといった予防ケアをしっかり行うことをお考えではないでしょうか。
インフルエンザ予防のうがいは、薬を使わず水道水で十分?
私が前回インフルエンザに掛かったのはいつだろう?と記憶をさかのぼってみますと、約8年ほど前になる模様。
なかなか熱が下がらないなぁと思い始めて3日が経った頃、
コレ以上長引かせてしまうとサロンにお越しになるお客様にも迷惑が及んでしまうことから、
お医者さんに行くことを決意。
奥さんに近くの内科まで送ってもらい、朝早いというのに既に患者さんで一杯一杯。
この中にいたほうが病気になりそう?などと心の中で思いながらも、ソファに腰を下ろして名前を呼ばれるまで待ちます。
1時間ほど待っていたでしょうか。私の順番が来て看護師さんに名前を呼ばれて診察室に入って行くと、
コットンを丸めて作った長い棒状のインフルエンザ検査キットを鼻の奥深くまで差し込まれて鼻の粘膜を採取。
程なくして検査結果を聞きに再度診察室に入ると、先生から新型ではなく「A香港型」との検査結果が。
新型ではなくてホッと胸をなでおろしましたが、いずれにせよ完治するまでサロンはオープンできません。
処方された薬を飲んだのは最初の2日間くらいで、後は手洗いうがいを徹底的に繰り返しました。
ただ、他の人達と違ったのは、うがい薬を使わずに「水道水だけ」若しくは「お塩をひとつまみ入れて」うがいを行ったこと。
これは、水道水の殺菌に大量の「塩素」が使われていて、各家庭に流れてくる過程においてもウイルスへの殺菌効果が若干残っているため。
もし、うがい薬を使ってしまうと、弱っている喉の粘膜をうがい薬の殺菌力と塩素のダブルの力で「粘膜が更に荒れてしまう」との理由からです。
お塩を使うのは、薬を身体の中に入れずに体内を清めるためと、ミネラルの自然な殺菌作用でできるだけ喉の粘膜を傷つけないようにするためです。
髪の治療家 田中和義 より