私の周りの方達の間で禁煙する人が少しずつ出始めたこと、
将来の人生設計で健康に対するウェートが増してきたこともあり、
それまで３０年間吸ってきたタバコを止めるのにはグットタイミングと考え、、、
ちょうど１年前の今日、家族にタバコを止めることを宣言し、禁煙外来の医師やスタッフの力を借りて禁煙をスタート。
そして、卒煙から（１本も吸うことなく）１年経過してみて感じた、、、
- 食べ物の繊細な味が感じられるようになった
- 唇の色が赤味を帯びてきた
- 喉の奥で痰（たん）が絡まなくなった
- 立ちくらみがしにくくなった
- 爪の伸びが早く感じられる
- 髪や頭皮のベタつきが軽くなった
- 脚のむくみが出にくくなった
- 息切れがしにくくなった
「体の８つの変化」について、記してみたいと思います。
目次
禁煙１年で感じる「体の嬉しい変化８選」
「あぁ、あれからもう１年かぁ！」「よく我慢出来たなぁ！」と、自分で自分を褒めてあげたい気分。
ただ、最初の３日間は禁断症状との闘いで、イライラがかなり酷くタバコを吸いたい症候群に駆られていました。
「こんなに苦しい思いをするのなら１本くらい吸ってしまおうかな？」と何度も脳裏を駆け巡りましたが、
お水を口にしたりガムを噛んだりを繰り返しながら、気力を振り絞って何とか凌ぎ切ったことが、
今こうして振り返ってみると、とっても大きかったと感じます。
食べ物の繊細な味が感じられるようになった
これはタバコを止められたほとんどの方が感じていると思いますが、「ホントに食べ物が美味しく感じられる！」ようになりました。
ニコチンや１酸化炭素の影響で、塩っぱい、苦い、といった味に対する鈍っていた感覚が、ニコチンや１酸化炭素が身体の中から少しずつ抜けていく事で、だんだん元通りになってきたと考えられます。
唇の色が赤味を帯びてきた
唇の色が悪くなる原因としては「内臓の不調」が考えられ、なかでも肝臓や腎臓にかなりの負担が掛かっていたのではないかと思います。
血液を綺麗にしたり、胃腸で消化吸収された栄養分を蓄えておく内蔵器官の働きが、少しずつ正常値に近づいてきたのでは？と感じます。
喉の奥で痰（たん）が絡まなくなった
細菌や刺激から守っている喉の粘膜が、高温の煙を吸い込んだ時の熱やニコチン・タールで傷つけられていたから、痰を出すことで喉を保護をしていたと思います。
高温の熱やニコチン・タールの影響を受けなくなった事で痰を出す必要がなくなり、喉の粘膜の働きが戻ってきたと考えられます。
立ちくらみがしにくくなった
座った状態から、スッと立ち上がった時に時々起こっていた「立ちくらみ」。
体内の一酸化炭素量の増加の影響で衰えていた血流が、少しずつ改善されてきたのでは？と考えられます。
頭皮のベタつきが軽く感じられる
毎日洗っていても夕方にはベタつきが感じられ、汗の匂いも何となくキツイかな？と感じていました。
新陳代謝が向上して老廃物の処理がスムーズになり、ベタベタ汗がサラサラ汗に変わり皮脂の分泌も正常に戻ってきたのでは？と考えられます。
お肌の血色（ツヤ）が良くなった
肌の栄養源や免疫力や抵抗力を高めてくれる「ビタミンC」が、ニコチンによって破壊されてしまうため、お肌（顔や手の甲）がくすんでいるように感じていました。
何より大きいのは「ビタミンC」がニコチンによって破壊されなくなったこと。そして、血液がサラサラになったことで肌表面に近い静脈に老廃物がたまらなくなり、血色や肌ツヤが快方に向かったのでは？と考えられます。
脚のむくみが出にくくなった
一日の立ち仕事が終わると足が棒のように重く、靴や靴下が窮屈になるほど下半身がパンパンに浮腫んでいました。
やはり、血流の改善が一番大きいと思います。禁煙前のように足が棒状になるまでの浮腫はなくなり、指でグッと押した時の肌の戻りも早くなりました。
息切れがしにくくなった
禁煙効果を一番実感しているのが、この「息切れがしにくくなった」こと。
禁煙前は、５分ほど歩いたり自転車で一キロ先のスーパーに行くだけで息も絶え絶えな状態。
駅周辺で仲間との集まりでお酒を飲んでから、自宅まで徒歩で帰宅するのに、たかだか３キロチョットの距離に５０分〜１時間ほど掛かっていましたが、、、
禁煙後、約１０ヶ月ほど経った時に駅周辺でお酒を飲む機会があり、同じコースを徒歩で帰宅した結果、ナント３５分でしかも息切れせずに自宅に到着することができたのです。
これには自分自身に吃驚しただけでなく、禁煙効果をマザマザと実感した瞬間でもありました！
もうココまで来ると、脳裏からタバコという三文字は消えつつあり、タバコを吸っていたあの時には絶対戻りたくない！と強く思っている次第です♪
髪の治療家 田中和義 より