髪色でアンチエイジング、老ける髪色 vs 若返る髪色

150123-COL023.jpg
Pocket

150123-COL023.jpg
photo credit: carriejeberhardt via photopin cc

今現在、この地球上に存在している何百万とも何千万とも言われている色の数々。

ファッション業界の間では、毎年流行させる色をいくつかチョイスして洋服等に落としこんでいる様子を、テレビで拝見したことがあります。

美容業界も毎年、ファッションの流行をいち早く取り入れながら髪型やヘアカラーの色に落としこんでいるようです。

ただ、美容師側からの一方的な流行りの色の提案にお客様は少々困惑気味の様子。

もし色の原理原則を無視して、「流行だから」という理由だけで好きでもない色で髪を染められた場合、あなたの雰囲気やお肌に馴染まず、老けて見えたり顔色が青白く見えたりして「あなたの魅力は半減」してしまう恐れがあります。

髪色でアンチエイジング、老ける髪色 vs 若返る髪色

私たち日本人を対象とした色の原理原則では、肌のタイプは大きく分けて「ブルー系」「イエロー系」の2タイプ、肌の季節は「春(スプリング)」「秋(オータム)」、「夏(サマー)」「冬(ウィンター)」の4タイプに分けることができます。

(以前、専門家の方に色の診断していただいた事があるのですが、あなたの肌タイプは少々複雑で、似合う色もわかりにくいと言われてしまいました。笑)

まず、あなたのお肌が「ブルー系」か「イエロー系」かどちらに属するのか?を知ることからスタート。

手の平の血色を見ていただいて、サーモンピンクのような温かみのある色でしたら「イエロー系」、

青紫のような冷たそうな色でしたら「ブルー系」に属するでしょう。

もう一つの調べ方は、左右どちらかの黒目を鏡で見ていただいて、黒目の外回りに青い縁取りが見えたら「ブルー系」になります。

次に、色の明るさですが、黒目の明るさと同じくらいか、若しくは1〜2段階明るめか暗めの色を選択すると、お肌や瞳の色とマッチして若々しい印象になります。

ここで、もし肌タイプとは違った色を塗ってしまうと、「病気を患っているような青白い肌に見えたり」、「顎のラインに影が出てお肌がくすんで見えて」しまいます。

今まで似合うに合わないは別として流行の色ばかり施術していたせいか、何処かパッとしない印象をうすうす感じてはいたのですが、

知らず知らずのうちに老けた印象を周りの人たちに与えていたかも?と考えると、ちょっと悔しい感じがします。

洋服の色や素材も含めて、色の原理原則をもっともっと活用して、色のアンチエイジングをどんどん提供していければと考えています。

あなたは流行の髪色ばかりを追いかけて、老化を進行させていませんか?

髪の治療家 田中和義 より

Pocket