髪のパサつき(乾燥)悪化を進行させてしまう三つのS

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2〜3週間に1度のペースで白髪染めを繰り返していたら毛先がゴワついて色がスグ落ちてしまう!
 
ドライヤーやアイロンを使い過ぎたせいか髪が赤茶けてパサパサになった!
 
3ヶ月に1回の割合で縮毛矯正を掛けていたら、毛先がゴワゴワバサバサに!
 
髪のパサつきを悪化させてしまう最大の原因は、「パーマやヘアカラーの薬液」「ドライヤーやアイロンの熱」だと思っていました。

 

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

 

髪のパサつき(乾燥)悪化を進行させてしまう三つのS

 
2011年に起こった東日本大震災以降、表立った報道は余りされておりませんが、かなりの量の放射性物質が大気や海水に放出したとされています。
 
これらは、大気の汚染、農産物や海産物を汚染。巡り巡って知らないうちに私たちの身体の中に取り込まれています。
 
日本では、「良い菌も悪い菌もひっくるめて悪者扱いして除菌してしまう習慣」がTVCMによって根付いてしまったため、
 
悪玉菌を善玉菌が中和してやっつけてくれていた関係性が総崩れ。
 
得体の知れない未知の菌や悪玉菌が繁殖し放題の環境になってしまいました。
 
 
日本国内に於ける「風疹患者の増加」「季節外れのインフルエンザの流行」、中国で深刻化している「鳥インフルエンザ」等はほんの一例に過ぎません。
 
 
これらの現象が髪の乾燥に全く関係ないか?といえばそうとも言い切れません。
 
なぜなら、生活環境の悪化や自然破壊という問題が引き金となって、私たち人間が健康を維持していく上で失えば死に直結するくらい大切な「空気と水の汚染が深刻化」しているからです。
 
同様に、人間の毛髪も「空気と水」が失われればハリコシが維持できず、死んで灰となってしまいます。
 
一方で、「パーマやヘアカラーの薬液」は、施術前の手当てで髪を強化し薬液のパワーやアルカリ成分を無毒化に近づける。「ドライヤーやアイロンの熱」は、風力や温度の調整を最適化した正しい使い方で熱ダメージから守る。これらを実践すれば、髪のパサつき(乾燥)悪化の進行を防ぐことが出来ます。
 
 
髪の乾燥やパサつきが起こるメカニズムについては、以下の2つの記事でも取り上げております。
 
» あなたの大切な髪をゴワゴワ・バサバサ髪に変えてしまう原因をご存知ですか?
» 天然由来の植物性オイルを付けているのに、髪のパサつきが改善しない?
 
この2つの記事の中で触れている異質物は、私たちが快適で便利な生活を手に入れるために代償を払った、自然環境の破壊による影響が色濃く反映されております。
 
そして下記に示されている、健康な髪から乾燥症状の悪化を進行させてしまう三つのSにも深く関与しています。
 
 
(1)水分や油分を奪うエアコンの効いた生活環境Seikatsukankyo)
 
エアコンから出る風が髪やお肌の油分を奪うため髪や肌内部の水分が蒸発してしまう。
 
さらに、室内の湿気も奪い取るから空気が乾ききる。
 
だから、髪やお肌の潤いに必要な水蒸気も少なくなってしまう。
 
そして、熱くも寒くもない一定の温度に調節された室内で生活している時間が長いため。

身体の体温調節機能も次第に低下して冷えやすい体質に。(エアコンの風が嫌いで体調不良防止のため、私の自宅にはエアコンがありません)
 
 
(2)自然破壊による空気の汚れや増加する紫外線量Shigaisen)
 
空気に混ざっている排気ガスや排煙などの汚染物質や降射量が増えて紫外線が強力になる。
 
強力化した紫外線がキューティクルやタンパク質を傷つけて、水分や油分を蒸発させてしまう。
 
 
(3)毛髪本来の生態系を壊してしまう整髪料類Seihatsuryorui)
 
整髪料に配合されている美容成分や補修保護成分が、キューティクルに纏わりついて呼吸機能を奪う。
 
髪内部のタンパク質を傷つける。
 
皮脂の皮膜を奪い去って、潤い保持機能を殺してしまう。
 
 
 
あなたは毛髪の潤いを奪い乾燥を引き起こす三つのSに心当たりありませんか?
 

健康ヘアアドバイザー 田中和義 より

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