目指したのは自然循環の中で育つ「天使の輪が輝く美髪」です

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

健康で艶やかな髪を育てるために、好き嫌いはできる限りなくし「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」「炭水化物」「脂質」のバランスの取れた食事を心掛けましょう!と声掛けはしてみるものの、、、

見た目にスグに変化を感じ取れるような簡単で便利な手当てに心を奪われたり、次から次へと試してはリバウンドを繰り返すダイエットと同様に、

体の中から変えていくような地道なお手入れは、抜け毛や切れ毛が急激に増えたような痛い思いをしない限り、実践し始めてもなかなか長く続けるところまではいかないのが現実です。

自然の循環システム(ヘアサイクル)とトリートメント

私たち人間は大気中の「空気」を吸って細胞を育てるエネルギーに変え、「二酸化炭素」を吐き出します。

そして、私たちが口から吐いた「二酸化炭素」は、植物が成長するためのエネルギーとして利用しています。

このように地球上の生物は、お互いに足りないものを保管しあって循環させることによって生命を維持しているのです。

これは、私たちの髪の毛でも例外ではありません。

あなたは、人間の髪の毛は「トリートメントによって健康を維持している」と思っているかもしれません。(約9割の方が同様の意見かと思いますが)

私も美容界に入ってからの修行時代は、そう信じて疑うことはありませんでした。

しかしながら、どんなに品種改良をされた新しいタイプのトリートメントや整髪料類を使っても一時的に手触りが良くなるだけで、一向に枝毛・パサつき・ゴワつき等のダメージは改善されませんでした。(その時は、トリートメント自体に非があるとは思いもよりませんでしたが)

広がった髪のボリュームを抑えたり、髪型がうまくまとまらない時に使用する、洗い流さないトリートメント、ヘアクリーム、ヘアワックス、等も例外ではありません。

髪にとって「栄養補給」や「補修補正」は本当に必要なのだろうか?と、どんどん疑いが深まって行ったことがつい昨日のことのように思い出されます。

その後、結果がキチンとついてくる施術法やプロダクツに運命的な出会いを果たし、医療系の毛髪化学や皮膚科学を講義を受け続ける中、

髪やお肌は、三大栄養素である「空気」「ミネラル」「皮脂」の自然エネルギーが細胞に命を吹き込んでいることを知り、

「空気」は髪を始めとした体中のあらゆる細胞を生むエネルギーとして、

「ミネラル」は髪や体中の細胞のハリ・コシや潤いを支えているエネルギー源として、

「皮脂」はウイルスの侵入の防御や水分の蒸発を防いで乾燥から守る保水役として、健康の維持に貢献していることを学びました。

このおかげで、如何にトリートメントを始めとする整髪料類が自然の摂理(ヘアサイクル)から外れているか、自然の循環には必要のないものかを知ることができ、

これらのトリートメントを始めとする整髪料類に頼ることなく、「天使の輪が輝く美髪」と体の内側から輝きだす「大人の魅力」を引き出すサポートが可能となったのです。

あなたは簡単便利なトリートメントや整髪料類に頼ってばかりで、自然の摂理(ヘアサイクル)を乱しているだけでなく、髪の痛みを悪化させていませんか?

髪の治療家 田中和義 より

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