だからトリートメントで修復しても、仕上がりがゴワゴワバサバサなんだ!

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

のっけからいきなりこの薄汚れたシャンプー台の写真を見せられたら、毎日の掃除を手抜きしているのでは?と疑われてしまいそうですが、、、

仕上がりのゴワゴワバサバサの原因を追求している時、ノンシリコン整髪料が普及しだしたここ5年ほどで急速にシャンプー台の汚れる早さが増していることに、疑問を持ったことが切っ掛けでした。

そして、その後の検証で、仕上がりのゴワゴワバサバサ、ノンシリコン整髪料の普及、シャンプー台の汚れ、この3つには意外な共通点があることを、整髪料に関するケミカルの深〜い学びから得ることが出来ました。

ノンシリコン系整髪料の裏側

このブログをご覧になっているアナタも、幼少の頃は天使の輪が輝く素敵な髪をしていたことでしょう。

しかしながら、中学、高校、大学と年齢を重ねるごとにその輝きはだんだんと失われてしまう現実にどうしても納得がいきませんでした。

『パーマやヘアカラー意外に、髪ダメージを悪化させてしまう何かがあるハズだ!』

私がサロン勤務時代、店長として活動をさせていただいた5年間、ず〜っとこのジレンマから抜け出せ無いまま独立し、マイサロンを開業後も約2年間悩まされ続けます。

1996年春、今の礎を気づいたケミカル論と出会い、10年間学びを続けていく過程でやっと「トリートメントで修復しても、

仕上がりのゴワゴワバサバサが良くならない原因」がトリートメントに配合されている油脂分や補修保湿成分にあることを掴み、

傷んだ髪にタップリと蓄積された油脂分や補修保湿成分を、毛髪の内外から解毒する「ケアメント」から「髪のダイエット」へと、

デトックス技術を進化させることで、仕上がりのゴワゴワバサバサを、ふわふわサラサラな髪へときました。

「髪のダイエット」「ヘッドスパ」の回数をこなしている常連のメンバーさんが多い週は、油脂分や補修保湿成分配合の整髪料の使用頻度や毛髪への蓄積も少ないため、シャンプー台は殆ど汚れません。

その反面、油脂分や補修保湿成分配合の整髪料の使用頻度や毛髪への蓄積が多い新規の顧客様が多い週は、冒頭の写真のようにあっと言う間に脂汚れが広がってしまいます。

ノンシリコン系・オイル系整髪料の使用は、高配合の油脂分や補修保湿成分がキューティクルや髪内部のタンパク質を傷つけるため天使の輪がだんだん薄れて仕上がりが硬くゴワゴワバサバサなダメージ毛に変えてしまうので、使用は中止するのがベターと言えます。

髪の治療家 田中和義 より

トリートメントで修復しても、仕上がりがゴワゴワバサバサのまとめ

(1)ノンシリコン系・オイル系整髪料の使用過多は

(2)配合されている油脂分がタンパク質やキューティクルを損傷

(3)ミネラル不足や空洞化を招いて、仕上がりがゴワゴワバサバサになり

(4)シャンプー台に脂汚れがあっと言う間に広がります

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