トリートメントの量を増やしたら、髪の乾燥や傷みが早く治る?

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

20年前に独立してから正しい毛髪理論を18年にわたって学んで来たお陰で、今現在はこうして髪の治療家を名乗らせて頂いている私も、

サロン勤務での修行時代には、トリートメントの使い方に於いては間違いの連続でした。

トリートメントの使用量で傷みの改善スピードは変わらない

気温が低く空気も乾燥した冬場になると、お肌と同様に髪も潤いが失われて乾燥が酷くバサバサして絡まりやすい質感に変わってしまいます。

そして、この乾燥状態に静電気が加わったらもう手が付けられず、ブラシで軽くとかすだけでフワーッと広がり、何をやってもまとまらない髪質に…。

特に、夏場にパーマでウェーブを楽しんで、秋にストレートパーマでウェーブを伸ばして真っ直ぐヘアを楽しんでいたあなたは、

「毛先がゴワゴワバサバサしてまとまらないのは、トリートメントを付ける量が少なかったのかも?」と考えてトリートメントの付ける量を多めにしたところ、

髪が綺麗になるかと思いきやゴワゴワバサバサが更にひどくなり、手に負えない状態になってしまい絶句。

メーカー名での整髪料の選択はタダの気休めにしかならない

ヘアケアに自分流のこだわりを持っているあなたは、一流の美容メーカーほど髪の健康を第一に考えた商品開発をしていると、考えておられるのではないでしょうか。

実は、髪の健康よりも消費者の求める機能を優先した「売れる商品の開発」を最優先で行っているため、冒頭のような

「乾燥は使う量が少ないからと思い、トリートメントの量を増やしたら更にパサパサになった?」

髪ダメージの悪化を招く結果に陥ってしまうです。

髪が枯れてハリ・コシを失ってしまう前に、ブランド思考が髪の健康悪化を招いている事実に早く気づいて下さい♪

髪の治療家 田中和義 より

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