
ある日突然、髪の毛が1度に100本以上固まって抜けてしまう「円形脱毛症」。
小さいもので2〜3センチ位のものから5センチ以上もある大きい物まで、その大きさや発症する部位は人によって様々で、実はストレス以外にも要因があるようなのです。
円形脱毛症、ストレス以外の発症要因
ほんの些細な出来事でも、クヨクヨ考えこんでストレスを貯めてしまう方が発症しやすいと言われている「円形脱毛症」。
症状を引き起こす一番の原因は“精神的ストレス”と言われておりますが、それ以外ではどのようなものが影響を与えているのでしょうか。
細胞の活性を低下させる薬物類
医師が処方する薬、抗ガン剤、抗生物質、睡眠薬、精神安定剤、等の長期の使用や服用。
近年若者の間で流行っている大麻や合成ハーブやシンナー等の毒物。
これら薬物は多い少ないの使用量にかぎらず人間の体の様々な細胞の活性を弱め、自ら立ち直ろうとする再生能力を低下させ、
DNAや栄養の貯蔵庫(毛母細胞)の活性も低下するため抜け毛に直結します。
ホルモンバランスを乱してしまう薬物
殺菌剤、消炎剤、脱毛剤、ヤセ薬、などの使用が多い場合、身体全体への司令を一手に引き受けている中央司令室(自律神経)からの指令を狂わせるため、
髪の卵を作るエネルギーや栄養分(副腎皮質ホルモンや甲状腺ホルモン)のバランスが失われ、抜け毛に直結します。
毛母の働きを低下させてしまう化粧品類
シャンプー剤、界面活性剤、アルコール含有製品などの使用は、髪の製造工場(毛乳頭)や髪の卵(線維芽細胞)の働きを著しく低下させるため
ヘアサイクルに狂いが生じて、細く抜けやすい髪ばかりが育ってしまいます。
まとめ:円形脱毛症が起こるストレス以外の要因
円形脱毛症が起こるストレス以外の要因をまとめると、
- 医師が処方する薬
- 大麻や合成ハーブやシンナー
- 殺菌剤、消炎剤、脱毛剤、ヤセ薬
- シャンプー剤、界面活性剤、アルコール含有製品
これらがストレス以外の主な要因です。
円形脱毛症で抜けた髪の毛を早く生やしたいと焦っていくら育毛剤を振り掛けても、原因が何処にあるのかをハッキリさせて対処しない限り、いつまで経っても元気な髪は育ちません。
これからの時代、身体の各器官の働きが低下して病気になりやすい体質となってしまう安易に薬に頼る既存の手当ではなく、
ヨーロッパやアメリカでは既に西洋医学から移行している、カラダ本来の機能を高めて病気を未然に防ぐ予防医学が主流になっていくと、私は考えています。
あなたは抜けた毛髪を早く生やしたいと闇雲に育毛剤をたくさん使っていませんか?
髪の治療家 田中和義 より