頭頂部の髪が細くなった!と実感している46歳のあなたへ

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もしこのまま、頭頂部の髪がどんどん細くなり続けたら将来、地肌が透けてしまう薄毛へと悪化しないだろうか?

3年ほど通っている美容院では「大丈夫ですよ!」と優しい言葉を掛けてくれていますが、美容師さんのアドバイス通りに、やわらかい髪用のシャンプーとトリートメントと育毛剤を使ってハリ・コシを高める手当てをしているにもかかわらず、大して状態が変わらない現状を目の当たりにすると…

60歳を迎える頃には、カツラを使わないと頭頂部のボリュームを維持できないのでは?と不安ばかりが先行してしまう46歳のあなた。

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

ハリ・コシ・ツヤが失われて細毛へと悪化させてしまうお手入れ法3選

あなたの大切な髪のハリ・コシ・ツヤが失われて細毛へと悪化させてしまうお手入れ法

(1)ササッと軽く濡らすだけの「ゆすぎ(すすぎ)」
(2)シャンプー剤の大量のモコモコ泡を毛先にモミモミしている
(3)スカッと爽快感を感じるトニックを毎日ふり掛けている

もし1つでも当てはまるようでしたら、今スグ止めることをお勧めします!

(1)ササッと軽く濡らすだけの「ゆすぎ(すすぎ)」

ゆすぎ(すすぎ)はシャンプーよりも大切です。

もし、シャンプー前やシャンプー後のゆすぎ(すすぎ)を「ササッと軽く濡らすだけで終わり」にしているとしたら、毛穴や地肌に皮脂汚れ・整髪料類・老廃物が残って将来、細毛や薄毛の原因になってしまいます。

ですから3分〜5分の時間を掛けて頭頂部は前後に、側頭部と後頭部は上下に、指の腹(指紋の渦巻き部分)で細かく動かしながらしっかりすすぎましょう。

(2)シャンプー剤の大量のモコモコ泡を毛先にモミモミしている

シャンプー剤の使用量は、500円硬貨位もしくは少し泡が立って1〜2分位したら消えている位が最適です。

モコモコの泡を毛先まで付けてモミ洗いしているシャンプー法では、ハリ・コシ・潤いに必要な「ミネラル」と「皮脂」が奪われ続けてしまいます。

洗っている時にいくら手触りがツルツルして気持ちよくても、シャンプー剤をタップリ使い続けると髪内部のタンパク質が傷んで劣化するためどんどん痩せ細っていきます。

シャンプー剤の大量のモコモコ泡を毛先に付けてモミモミしているあなた、今スグ止めましょう。

(3)スカッと爽快感を感じるトニックや育毛剤を毎日ふり掛けている

トニックや育毛剤の、スカッと感じる爽快感の正体は「アルコール」です。

パッケージに「火気厳禁」「火の元危険」の表示があるようでしたら、20%以上のアルコール成分が配合されていると考えられます。

アルコールが蒸発する時に、地肌や髪のミネラル(水分)分を奪われて乾燥体質になってしまいます。

アルコールの脱色作用で、髪の色が変わったり白髪が増えたりする恐れがありますから、爽快感で選ぶのは絶対止めましょう。

髪を乾かした後、慢性的に続いているゴワゴワ・バサバサな手触りの硬さは、細毛ステージの悪化を示すサインということをご存知ですか?

髪の治療家 田中和義 より

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