野菜中心の食生活では髪が痩せる危険性大?

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甘いデザートやお肉料理は控えて野菜中心のメニューに変えたのに、何となく疲れやすい体質になったような気が…。

どうしても甘いデザートやお肉料理は太ってしまうのでは?という強迫観念が強いため、特にダイエット中などは極力摂取する量を控えて、野菜を中心としたメニューに変えてしまう人達が多いようです。

しかし、ヘルシーで健康的だと考えられている野菜でも、カロリーはゼロではないですから当然「摂り過ぎれば太る」こともありますし「野菜中心では栄養不足」を招いてしまいますから、注意が必要なのです。

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photo credit: Nancy D. Regan via photopin cc

毛髪は口から摂った栄養分(食べ物)で出来ている

タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル、脂質は、人間の体の健康維持に必要な5大栄養素と言われています。

反対に、摂り過ぎると免疫力や抵抗力を低下させて冷える体質へと変えてしまうと言われているのが、「塩分」「糖分」「脂分」の三姉妹で、成人病にも大きく関与しています。

私は禁煙をしている時、「塩分」「糖分」「脂分」がタップリ使用されている菓子パン類を口にすることで空腹を凌いでいたら、アッと言う間にお腹周りに肉は付いてしまうわ、チョット動いただけで息切れしやすくなってしまうわで、大変な目に会いました。

近年では、「塩分」「糖分」「脂分」の摂取過多で小学生が成人病予備軍になったケースも増えており、栄養バランスの乱れや添加物の使用増加を指摘する声が年々大きくなっています。

野菜中心では健康的とはいえない

いくらヘルシーと言われている野菜中心の食事でも、根菜類を多く食べる人は摂取エネルギーが高くなるため太ってしまいますし、葉物類を多く食べる人はビタミンやミネラルは補給されますがタンパク質や脂質等が不足しがち。

これでは健康的ではなく、偏った栄養バランスが招いた不健康な食事と言えます。当然、髪やお肌の基礎となるタンパク質が不足しているワケですから、髪のハリ・コシが不足したりお肌のシミやたるみが表面化して、見た目年齢も高くなってしまいます。

更に、タンパク質が不足したまま過ごしていると代謝機能が低下してエネルギー消費が少なくなり痩せにくい体質になってしまうだけでなく、脂質の不足はホルモンの製造にも響くため、髪やお肌の潤いは不足して痩せ始め、身体は将来的に更年期障害や生理不順を引き起こす可能性が高くなります。

どんなに効果効能に優れた食べ物でも、それ一つを摂っただけでは栄養バランスが偏ってしまうため健康にはなれません。

バランス良く栄養を摂取することが、エネルギーを消費しやすい痩せやすい体質を作り、健康的で疲れにくい体質を育てることに繋がるのです♪

髪の治療家 田中和義 より

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