将来、抜け毛を起こしやすい人の特徴とは?

150223-CO025-030
Pocket

体温が35度台の人は年齢を重ねるとともに、髪だけでなく身体の中のあらゆる不調が表面化し、成長不良の髪が育ちやすく抜け毛になりやすいと言えます! 

本日は「富士山の日」ですが、残念ながら雲に覆われていてその勇姿は拝むことはできませんでした。 だんだん春が近づいているとはいえ、まだまだ朝晩の冷え込みが厳しい日が続きますから、ウイルスや細菌から守る抵抗力が低下してしまう身体の冷えには、特に注意が必要です。

150223-CO025-030
photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

低体温は全身の細胞の働きを低下させ毛髪の不良細胞を育てる

私のサロンに初めてご来店いただいた方には「あなたはご自分の平熱をご存じですか?」と必ずお聞きしています。何故なら、毛髪の成長や抜け毛との関連性が深いからです。

しかしながら、育毛を提供しているサロンでも「たかが体温?」という軽い扱いでしか行われていないケースが多いのが現状です。

日本人の平均体温の今昔

湯島清水坂クリニックのページを参考にさせて頂きました。

日本人の平均体温 – アトピー性皮膚炎 治療 生活習慣病には自律神経免疫療法の湯島清水坂クリニック
湯島清水坂クリニック …

日本人の平均体温は36.89度ということになっています。これは1957年に、東京大学の田坂定孝教授らが、10〜50歳代の3094人(男性1445人、女性1649人)の健康な方の体温を水銀血圧計を用い、腋窩体温を30分以上かけて正確に測定した結果です。この結果、健康な日本人の平均体温は、36.89度を中心とした36.55~37.23度ということになりました。

2011年2月23日の「ズームイン!!SUPER」(日本テレビ)で、『半袖外国人の謎を調査』という企画が放送されました。日本人152人と外国人57人の平均体温を比較すると、日本人の平均体温は36.2度、欧米人は36.9度で、その差が0.7度ありました。

体温維持は身体のあらゆる機能のベースとなる

体温が36.89度以上ある方は、非常に少ないと思います。それどころか、36.5度未満の方がほとんどではないでしょうか。体温が低下すると、免疫が低下し、リンパ球の働きも悪くなり、基礎代謝も低下するので、太りやすくなります。

体温が低下すると、細胞中のミトコンドリアの働きが低下するので、ガンにとって都合のいい「低体温」「低酸素」「高血糖」の環境になります。そして、エネルギーの産生が解糖系に傾くため、疲れやすくもなります。

さらに、毛髪の卵(毛芽)を生産する毛髪の製造工場も、細胞中のミトコンドリアと密接に関係していますから、ミトコンドリアの働きが低下すると栄養不足で不健康な髪の遺伝子が作られて痩せ細った不良髪として成長するため、抜け毛になりやすい髪質となってしまいます。

抜け毛だけでなく生活習慣病の症状改善や予防のためには、体温を上げていくことが必要です。

髪の治療家 田中和義 より

 

抜け毛や体調不良につながる職場での足腰の冷え防止対策グッズ

ずっと座りっぱなしでのオフィス作業による足腰の冷えが堪えているあなたにオススメします。

 
 
Pocket