30代からの髪の老化対策の中心はトリートメントから食べ物へ

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photo credit: xavi talleda via photopin cc

20代の頃より髪が傷みやすくなった感じがする。もしかしたらコレが髪質の老化?そう感じているあなたは、食事に原因があるかもしれません。

いくら毛髪に良いと言われている整髪料を使用していても、あなたが普段口にしている食べ物によって毛髪の健康を損なってしまうことがあるからです。

食事の栄養バランスと毛根のダメージ

人間の体の老化を促進させたり、お肌のアトピーを引き起こすとして一躍有名になった「活性酸素」

あなたがもし、普段の食事で「活性酸素」を生む食材をたくさん摂取しているとしたら、「ボリュームが出ない」「ツヤがなくなった」「パーマがかからない」髪質の異変が起こる確率が高いと言えます。

「活性酸素」を生む代表的な食材

髪やお肌の細胞の老化を早めてしまう原因として一躍注目を浴びた活性酸素ですが、「塩」「糖」「油」の調味料が活性酸素を生む食材のトップ3と言われており、いずれも酸性の性質を持っています。

最近は健康志向ブームで、これらの3つの食材の使用量は減少傾向にありますが、コンビニやスーパーなどで販売されている加工食品・スナック菓子・ファーストフードの中には、食品の持ちを長くする用途の保存料として、使用料を多くしている物もあります。

さらに、普段の食事が、塩味が強い、甘味が強い、脂っこい食べ物が多い方は、酸性の体質に傾いて冷えやすくなりますから、注意が必要です。

過度な食事制限によるダイエットで著しくバランスを欠いた食生活を送っている方も、毛髪が栄養失調を起こして老化が早まりますから今直ぐやめましょう。

これらの酸性食材を過剰に摂取し続けると、イソチアン酸という毒素(活性酸素)が生まれて血液に入って全身をめぐり

毛根や肝臓・膵臓・腎臓などの細胞膜を傷つけ、消化不良による栄養バランスの乱れや変性異常からタンパク質が傷ついた不健康な毛髪の卵が生まれ育ち、

弾力や保湿力が不足したまま成毛へと成長するため、「ボリュームが出ない」「ツヤがなくなった」「パーマがかからない」髪質の異変が起こってしまうのです。

トリートメントによる表面加工で見栄えだけ良くするのではなく、緑黄色野菜をタップリ摂って髪のハリ・コシを奪う活性酸素を中和して内面からのケアを考えましょう♪

髪の治療家 田中和義 より

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