20代は要注意!シャンプーの泡立ちと髪痩せ

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

シャンプーは「頭皮を洗うもの」と言いながら、大手の美容メーカーのCMではタップリの泡を髪に揉み込んでいるではありませんか。

さらに、髪のプロと呼ばれている美容師ですら、こんな間違ったシャンプー法を平気でお客様に施術しているのですから、髪ダメージが悪化したり髪が痩せていく訳です。

シャンプーの泡立ちと泡へのこだわり

世間では、マシュマロ泡・ホイップ泡・モッチリ泡…など、保湿成分をタップリと配合した泡に可愛らしいネームングを付けて、如何にも髪やお肌に優しい感を演出していますが、実際の正体はそんなに優しいものではありません。

シャンプーの泡の90%以上は洗浄成分から出来ており、脂汚れを髪やお肌から引き剥がすことが主な役割なのです。

いくら保湿成分を贅沢に配合し優しい感を演出した所で、たくさん泡を付ければ付けるほど脂汚れはしっかり取り除いてくれますが、

それと同時に髪やお肌の潤いに「必要不可欠な皮脂」まで奪ってしまうため油切れを起こし、干からびたフカヒレのようなパッサパサの状態に変わってしまうでしょう。

どんなに泡の成分にこだわった所で潤いは長続きせず、むしろ髪やお肌から異質物扱いを受けて健康を悪化させる働きをしてしまいます。

そればかりか、シャンプーの泡を髪の毛に揉み込むお手入れを続けていると、

髪内部が骨粗しょう症と同様にスカスカの空洞化を引き起こし、痩せ細ってプチプチ切れてしまいますから、今スグ止めましょう。

髪の治療家 田中和義 より

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