頭皮のカユミだけかと思っていたらフケも出るように…?

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カユミやフケを軽く考えていると将来髪が細くなり始める可能性が高まります!

見た目は急には変わりませんが毛穴の中では髪実に衰えは始まっており、年々頭頂部のボリュームが失われていくのです。

頭皮のカユミやフケの症状は抜け毛や細毛の危険性を知らせるサイン

「急にフケが増えた」「頭皮がかゆくなってきた」

これらの症状は、その多くが抜け毛や細毛の前触れと考えられます。

何故ならフケは、頭皮の一番奥底の組織で生まれた新しい皮膚細胞が一番表面に押し上げられ、古くなって剥がれ落ちたものです。

健康な状態ですと、この新しい皮膚細胞が生まれてから一番表面に押し上げられるまでに大体28日間かかり、

その後3日程すると、古くなった表面の皮膚(表皮)はボロボロと自然に剥がれ落ちていきます。(体を洗った時のアカみたいなものです)

ホルモンや皮脂の分泌異常や栄養バランスの乱れなどが生じると、剥がれ落ちるまでに3日間掛かっていた日数がどんどん短い間隔となっていき、

毎日絶え間なく剥がれ落ちてしまうようになるため、フケ(角質)が増加してしまうのです。

そして、剥がれ落ちたフケが頭皮や毛穴を覆うようになると老廃物の排出や新陳代謝がうまく行われなくなり、

皮脂の分泌バランスが多くなったり少なくなったりといった乱れが生じ、乾燥やベタつきで痒みが伴ってくるのです。

【明らかに太さが異なる二本の毛髪】

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photo credit: 髪の治療院のWEBクリニック

髪を「植物」に例えるなら、頭皮や毛穴は毛髪を育てる大地に当ります。新陳代謝や皮脂の分泌が乱れた状態の「荒れた大地」では、

しっかりとした根が張らないため栄養が不足しがちになり、ヒョロヒョロとした痩せ細った髪や抜け落ちやすい髪などの不健康な髪健康な髪しか育たなくなってしまいます。

この「大地」が植物を育てるのにふさわしい正常な状態にお手入れされていなければ、いくら外から栄養(育毛剤)を与えてもその「植物」は十分に成長できず

太くハリのある健康な毛髪は生えて来ることはありません

また、フケが毛穴から分泌される皮脂などに混じって、毛髪が生えて来る際の出口である毛穴を塞いでしまうと毛穴が狭くなって太い毛髪が育たなくなり、

いつの間にか1本1本がやせ衰えて細く軟らかくハリのない猫毛や、うぶ毛のように極端に細く短い毛が混じるようになってしまいます。

あなたの毛穴から生えている毛髪は太い毛と細い毛が混じっていませんか?

髪の治療家 田中和義 より

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